蟹と蜜

ほら、蟹の歌が  しゃらら、聞こえてくる  夜の、枕元の暗やみから

街の、子供たちを  ミイラに変えてしまう悪い、蟹たちが、笑ってるの  しゃ・ららららら

はちみつの海に  沈みゆく私  回らない回転ベッドの部屋で 

かわいい、カタツムリは  殻を脱ぎ捨てたの  私の、穴の中に、入るために 

暗い、夢の底で  うごめくカタツムリは涙に溶かされてく、バニラアイス  甘い匂い 

目隠しで走る  昼間の大通り  私は一人で夜の中に


悪い犬のこと

意地悪な君は、ソーダ水の中
冷たく冷えて 命乞い
あんたなんか、溶けちゃえ

あたしが君を温めてあげるわ
あたしに感謝 してちょうだい
命拾いしたわね

しゅわしゅわ君は 半分溶けて
子犬みたいに あたしを見つめて
哀れに 鳴くから 
なんだか君が かわいく見えた
しゅわしゅわ君を抱きしめた

嘘つきな君は 鼻が真っ黒
黒い鼻で くんくん嗅ぐ
まるで子犬みたい

なんでも知ってる ふりをしないでよ
しっぽなんて生やして 得意顔
失望させないで

あたしの涙は キラキラしてて
鱗みたいに 君にくっついて
一生消えない跡が残るの
魚みたいに きれいに光る
あたしの涙が ほっぺにキラリ

おひげを生やした 裏切り者が
君をむかえに もうすぐやってくる
あたしは 君をかばって
遠い所に 連れて行かれるの
乾いた君の 笑い声が響く


>小山さん
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闇にきらめく 魚の歌声
どこにあるのか 私は知らない
小さな声で叫び続けてる
おまえの名を 私は知らない

おとぎ話から鳴り響く
声を枯らしたコトリの歌
夢の中で口づさんでる
地図から隠した 国の言葉

森の木陰は 小さなお茶会
赤いズキンが 空高く踊る
大きな声の 内緒の話も
おまえの名を 教えてくれない

たとえおまえが誰であれ
歌え歌えよ ハミングバード
たとえおまえが何であれ
光れ光れよ 私のtwinkle star


タイトル未定

しましまぼうやのパパとママ
さくらんぼの真似して、首をくくった

白いハンカチ口に詰め
偽物の羽を付け、窓を開けたら、空に飛び立つ

迷子の小人たちの化石を探して

大きな穴を掘りましょう
橋の下で
二人きりで


あひる畑のお嬢さん
首の取れたガラスの子犬拾った

君の奥歯は宝物
銀の鎖を付けて首に下げたら
きっと素敵ね

うずまき蛇みたいにぐるぐる巻かれて

背中に虫みたいな羽がついている
蜂みたいにはばたくの
私だけの秘め事